201712/05
【2月5日開催】特別対談:リヒテルズ直子・木村泰子「日本の公教育を考える」
参加者募集中!
世界一子供が幸せな国「オランダ」の教育、社会制度研究家として、オランダから地球市民社会と教育を発信するリヒテルズ直子さんと、映画みんなのがっこうでおなじみの元大空小学校校長の木村泰子さんの初対談イベントが実現します!
日本は今、様々な社会問題、とりわけ子どもを巡る問題を抱え、公教育の在り方が問い直されています。共生社会を目指し、子どもたちの特別な教育ニーズに応えるインクルーシブ教育が模索されていますが、現実に目をやるとむしろ逆の方向に進んでいます。
本対談の企画に至った理由は、オランダの多様な教育、特にオルタナティブ教育と言われる教育と、大空小学校の教育にある共通点を見出したからです。日本の公教育の制度のなかで、のびのびと育つ子どもたちをスクリーンの中に見て、制度の問題だと諦めるのではなく、目の前の子どもたちのために一人ひとりが何ができるかを、リヒテルズ直子さんと木村泰子さんと一緒に考えたいと企画しました。
当日は、リヒテルズさんから、オランダの教育についての概要をお伺いした後、木村泰子さんと、ポスト2020の日本社会そして教育のあり方について、対談いただきます。
この機会を是非お見逃しなく!
日時:2018年2月5日(月)19:00~21:30(受付18:30~)
会場:薬樹株式会社青山オフィス
参加費:2,500円 ※大学生以下 2,000円
定員:100名
お申込みはこちらのフォームより登録ください。
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=likf-lbljtf-acd90798f883fb5bfe64d42406aa74f0
【会場アクセス】
https://www.google.co.jp/maps/place/住友不動産(株)+青山ビル西館/@35.6708586,139.7242516,17z/data=!4m8!1m2!2m1!1z5L2P5Y-L5LiN5YuV55Sj6Z2S5bGx44OT44Or6KW_6aSo!3m4!1s0x60188c821dc0c613:0xc2fb343c99f21139!8m2!3d35.671016!4d139.726787?hl=ja
登壇者プロフィール
リヒテルズ直子
下関生まれ福岡育ち。九州大学大学院で修士課程(比較教育学)と博士課程(社会学)を修了。1981−83年国際文化教育交流財団の報償奨学生としてマレーシアのマラヤ大学に研究留学。1983−96年オランダ人の夫とともにケニア、コスタリカ、ボリビアに歴住。この間、2児の育児の傍ら、英語およびスペイン語の通訳・翻訳業、また現地大学での講義などを受け持つ。1996年よりオランダ在住。以後、小学校から大学までの育児に関わりつつ、オランダの学校教育と社会制度について自主研究。書籍・論稿などでの発表のほか、学会や市民団体の会合などで講演・ワークショップを実施。著書に「公教育をイチから考えよう」(日本評論社)、「オランダの教育」「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」「オランダの共生教育」(平凡社)などがある。
木村泰子
大阪市出身。武庫川学院女子短期大学(現武庫川女子大学短期大学部)卒業。「みんながつくる みんなの学校」を合言葉に、子ども、保護者、地域住民、教職員一人ひとりがつくる大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務めた。「すべての子どもの学習権を保障する学校」として、その取り組みを描いたドキュメンタリー映画「みんなの学校」が話題となった。2015年春に退職し、現在は全国各地での講演活動、教員研修、執筆などで多忙な日々を送る。著書に『「みんなの学校」が教えてくれたこと』(小学館)『不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力』(水王舎)などがある。